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ピアノ指導者のもっとも重要な仕事は、弾けるようになるまでの「過程」を教えることです。

 

自宅のピアノでどのような練習をしたら良いか?

技巧的に難しい個所を、どうすれば弾けるようになるのか?

 

それに対して、具体的な方法論を提示し、技術指導をし、見本を見せ、弾けるように導くことが最大の責務です。

 

「ショパンのエチュードが弾きたい」

「リストのラ・カンパネラを弾けるようになりたい」

そういった目標を現実のものにするためにも、過程をきちんと教えることが大切なのです。

 

もちろん、小さなお子様や習い始めの人にとっては、ギロックやブルグミュラーも難曲ですから、そういう場合も「過程」を丁寧にご指導いたします。

 

ピアノのレッスンは、練習して弾けたものを見てもらうと思っている方もおられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

弾けない人を弾けるようにするためにレッスンがあるのですから。

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